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> No.272[元記事へ]
隆蓮房さんへのお返事です。
> > 隆蓮房さまも、私の知っている明治生まれの誰かの生まれ変わりかもしれない。
>
> そうかもしれないし、そうでないかもしれない。
その誰かというのは、明治生まれの祖母のことなんですが、鄙びた瀬戸内の小さな農家の次女だったから、小学校以上の教育も受けられず15で嫁に来たらしい。
ただ目立って利発な娘であったという。嫁入り家具などもないので、畑を1〜2反持って嫁入りしたという。
僕がまだ学校に上がる前までは、毎日のように祖母に連れられてこの畑に来ていた。
おやつは畑に生る作物(トマト、茄子、胡瓜、薩摩芋、など)を生のまま齧っていた。
この祖母はカタカナしか知らなかったのだけれど、いろんなお経を集めてきて、カタカナでルビを振って読んでいた。
薬師堂にも近所の人たちが協力してお供え物がたくさんあった。薬師如来のシンボルとしての白い大きな甕と、焼香用の大きな火鉢、燈明立てなどが今もクモの巣や鳥のフンにまみれて今も残っている。
この祖母が死んだのは今から40年近く前のことだった。
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