昨夜携帯にメールしましたが、宛先無しで戻ってきました。
メルアドを教えてください。
左側にアドレスがあります。→http://sky.ap.teacup.com/kiyokan/
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僕からみると、自分の弱いところを自覚して、里帰りの「ぬるま湯的」な環境をあえて絶つ事こそ、消耗を強いられる覚悟を決めた勇気が感じられます。
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そういう艱難辛苦の環境で家族や友人の懐かしさで心が一杯になり、一人涙するのも松本君らしいです。僕がわずかしかない友人としての付き合いの中で(たぶん10回くらいしかライヴで会っていない)、そういう自分の弱さを話してもらえる友人であることに誇りを持ちます。
強さと弱さを持っている事は、人としての資質の基本なのに、実際は「強さばっかり・弱さばっかり・どっちも見ないだけ」のどれかに傾いているのが当たり前です。僕の場合は、強さばっかりの状態に(成人以降の人生のほとんどの時間を組合幹部という任務の性質上もあり)強気一点張りできましたが、現在一番信頼している友人(PMAでコーラスやった方)から指摘される、自分とは別の視点からの多くの深い言葉に、自分の悪い部分を気づかされ、大いに学ばされているところです。
還暦も過ぎているのに、20歳近くも若い人から勉強しているのです。
松本君の高校の卒業の頃でしょうか。
「1に学問・勉強があってこその、2ギター」といったことを覚えています。
勉強は一生続ける価値があります。
将来に向かってでも、現実を切り開くためでも、人格を高めるためでも、社会のあらゆる出来事から学ぶ意志が、初老に至る頃に人生の肥やしになっているとわかるのです。
司法書士試験は、工業高校・工学部・化学会社という松本君のコースの中では異質です。大学の法学を経ないで独学で取得する道は大変だと思います。
そして、松本くんの真摯な人生観は、真っ当に生きることが辛い世の中では、ぶつかる壁もたくさんあるという事はよくわかります。
でも、だからこそ七転八倒しながらの挑戦する魂は、人生の糧になるはずですし、目標に向けて進んでいく力を与えるはずです。
時々涙しながら、それでも明日も続く自分との戦いに立ち上がっていく事を願います。
僕が、唯物弁証法哲学(史的唯物論)として19歳から学んだカール・マルクスの言葉です。
人生最大の座右の銘です。
「資本論」の「フランス語版序文および後記」での言葉です。
一般に云われる成句である「学問に王道は無い」と似ていますが、その示すところは厳しい試練を乗り越え、社会システムを「科学」で捉えなおしたマルクスの神髄が感じられます。
●学問には平坦な大道はありません。
そして、学問の険しい坂道をよじのぼる労苦をいとわないものだけに、その明るい頂上にたどりつく資格があるのです。
●高校から肝に銘じている嘉納治五郎先生の言葉。
精力善用自他共栄力必達
(僕の解釈)
自分の力を全て出しきることが、自分と周りの人達の幸せを作る。そうすることで、自ずから力は目標に達する。
まったく説教臭いです。
携帯に出すための私信なのでしょうがないです。
健康一番!